壁は越えれば案外小さい

ビッグヴァーダー。

こいつは拙者が最初にぶつかった壁でござる。最初に見たときに中の人が文字通り絶句した敵でござる。

大きすぎて何処を攻撃すればよいのか分からないし、だからといってとりあえず手近な所から攻撃していたらミサイルやビーム砲の攻撃を受けて倒れてしまう。

何度挑戦しても、wikiで倒し方を勉強してから挑んでも、結局倒れるばかりの日々。

漸く倒せたのは、友人のフォースに手伝ってもらって倒した時だった。

誰かの手を借りなければ一人では戦えない自分の弱さを、強く歯がゆく思ったのはあの時が初めてだった。

だからその後、奴に何度も挑んだ。そして何度も戦ううちにだんだんと倒せるようになってきた。

破壊すべき箇所、破壊できる場所もだんだんと把握し、自分なりの手順というものも見つけた。

そしてついに、あるときフレンドパートナーも誰もなしで一人で挑み、ビッグヴァーダーに勝利した。

何度も倒れそうになった。何度もトリメイトを飲んだ。

けれど一人で奴を倒せた。その事実は拙者の中で大きな自信となった。

そして今拙者は一人でビッグヴァーダーを普通に倒せるようになった。

武器の強化の仕方も、防具を組み合わせることでさらに性能を上げられることも、マグがフォトンブラストを撃つまでのタイムラグも体で覚え、すまーとな立ち回りができるようになった。新米に毛が生えた程度のアークスにはなれた気がする。

何よりビッグヴァーダーと戦うのが楽しくなった。ここを壊せばこいつはこう動きを止める。次はこれをすればいい。それが明確に見えるから、絶望とではなく目の前のエネミーと戦えるから、振るう大剣にも力がこもる。

ここまでこれたのは、拙者がビッグヴァーダーとの戦いを諦めず、何度も戦い、戦いの中で相手を分析できたからだろう。
敵を知り、己を知れば百戦危うからずというやつだ。昔の人は大切なことを短い言葉で表現するのが上手いなと思う。

だが、そのきっかけは。戦い、勝てる相手だと教えてもらったきっかけは、自分ではないのだ。
隣で戦ってくれた友なのだ。彼女が握るロッドの先から炸裂する光が、戦場に自分以外に強い意志を持って戦う人がいる事実が、拙者を鼓舞し、何度でも立ち上がらせた。

だから拙者は感謝する。壁を越えるきっかけをくれた友に。壁を越えんと欲する拙者に手を伸ばしてくれたことに。
彼女と出会えたことに。彼女とともに戦場を駆けられるその事実に感謝する。

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最近一緒に戦っていないが、彼女はきっと今でもロッドを握り、誰かを鼓舞しながら戦っていると思う。
果ての見えない壁が越えられるものだと教えてくれた彼女と、またいつか戦いたい。

その時は、あの時よりはまともに戦えるようになった拙者の姿をお見せできると思う。
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テーマ : ファンタシースターオンライン2
ジャンル : オンラインゲーム

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リュウカク

Author:リュウカク
es艦、8番艦で活動中のアークスでござる。
種族はキャスト、性別は男性。
微力なれど宇宙の平和のために戦う覚悟はできていまする!

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